題字:権田直博

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2017年7月21日金曜日

いのちのこと

肉をたべなくなっていろいろ考えることがある。
健康的な面じゃなく、精神的な面から肉をたべなくなったんだけど、風邪ひきやすくなったきがする。 それから口内炎がやたらできる。あと先日はまぶたがピクピクしつづけてた。二日間。そんでしらべてたらやっぱり ビタミンBがたりてないんではないかと。
肉以外にもうなぎなどにも含まれるらしいんだけど こちらでうなぎを気軽にたべれることはなく。で まぶたのピクピクがいやだったから むかし日本からもってきたサプリをのみました。それが何由来のビタミンなのかはわからないけど、もう持ってるものは使ってもいいかなと。
とりあえずまぶたのピクピクはそのおかげか、たまたまか、おさまりました。
肉を食べないからといって まったく痩せることもないし、特にいいことはありません。
肌がいいとかそういうのもまったくおもわない。ブツブツはできるしカサカサもなおらない。
食べてたときがいいかといえば それもよくわかんないからなんともいえないけど。
ただ 食べたくないから食べなくて、もうわたしは大人だから自分の判断でそうしてもいいとおもう。

このまえネットフリックスで映画を見た。それはコメディタッチだけど、おおきな豚が発見されそれを食料にしようとするひとたちと、自分の友達である豚を守ろうとする少女と仲間たちのはなしでした。豚が生き物から食料へかえられるところはやはり衝撃的で、(もちろんCGだけど) 肉は、食材じゃなくて生きていたどうぶつなんだな、と再認識しました。こんなこと書いてはいけないかもしれないけど、それは食材じゃなくて、死にたくないのに殺された動物だったものなんだな、と。(死にたい動物なんてそもそも居ないから、なんていうか言いがかりと言うか、考え過ぎだとおもうけど)それを食べるのは悪いこととはおもいません。こちらもそれをたべて生きてるんだから。そしてその仕事をしてる人も悪いとも思わない。わたしもずっとお肉をおいしいおいしいと食べてきたしそれで生かされてる人がたくさんいる。夫もたべてる。うちの飼い犬も食べてる。でも自分が今後そうしようとは まだなかなかおもえず。

食べなくても生きていけるならまあわたしは食べなくてもいいや。と。
じゃあどうして 動物はたべないのに、魚は食べるんだと そこに自分で疑問をもってきてしまって、 ほんとなら食べたくないけど、でも食べる。 植物だけだと健康面がけっこう厳しいとおもう。そうやってるひとも大勢いるからできるんだろうけど。
でもなんかこの前 バイト先でマグロをもらって おさしみをたべたんだけど、もう、ちょっと良いかなっておもった。生のはちょっといいかなと。
ただの偏食だけどやっぱりなんか肉っぽく感じて、ずっと食べてないとだんだんそうなってくのかもしれない。 でも自分で線をひかないと、どんどん自分が生きにくくなる。
わたしは はんぺんやちくわ、伊達巻なんかのねりもの大好きだし(こちらにすんでるとなかなかたべられるチャンスないけど)、シーチキンの缶詰も鰹節も大好き。それをたべなくなるのはやだなと思う。だからたべる。焼き魚はやっぱりおいしいなと思う。
その辺の自分の中の線引があやふやで いやになる。卵もチーズも食べる。
卵は無精卵で生まれないやつ、そんでビオで自由に放し飼いされてるやつ。
だんだん考え方がというか 考えるようになってしまって、めんどくさいなと我ながらおもうときがある。

フトンをかうときもとてもまよった。 掛け布団。 羽毛があたたかいんだろうけど ちょっとまって 羽毛ってことは羽をむしられた鳥がいるんだ、じゃあだめだ。
羊毛ってのもあるんだ、羊毛はどうだろう、とかいろいろ調べ始めて結局ちがうのをかった。ビオ規格で人工のやつ。名前わすれちゃった。工場がビオ規格にのっとってるから環境にわるくないやつ。

さいわい、ドイツにすんでて、ここはビオ製品(無農薬や、動物に極力ストレスをあたえていない、など環境に配慮した製品) がそこまで高くなくて買える。だから
わたしみたいな生活レベルの人でもそこそこほとんどビオでもやってける。

そうやってやってるのは、環境のためでも動物のためでもなくて、自分の為なのかもしれない。いや、自分の為だ。

そして最近虫をころせない。
前、繊維をたべる小さい蛾が大発生したときは掃除機ですって駆除したというのに。
シャワーのとこに、ちいさい蛾がいた。それは繊維をたべるやつじゃなくてふつうの蛾。
前までならひゃあきもちわるい!っていって シャワーでしゃって流しちゃったりしてた。でも最近おもう。ここにいる蛾にとっちゃいま 命がけだ。足をすべらせてもだめだし 飛んでくる水滴があたってもおわりだ。 そう考えると、すごく気をつけてシャワーをあびた。
わたしの行動で、この蛾に明日が来なくなるんだ、そこで なにもかもおわってしまうんだ、それを私が決める権利があるだろうか、、と。。考え過ぎだろうけど、殺すっていうのはそういうことだとおもう。もう、そこで何もかもおわってしまう。蛾の寿命がどれくらいかしらないけど、きっと長くはないとおもう、だから いま流したって明日寿命で死んだっていっしょかもしれない。 でもわたしが決めて良いことなのかと。
いや、ほんと考えすぎだなとわかってる。
もし、蚊がわたしを刺してきたらきっとぱしっと叩き潰すだろう。むかってくるものには。 昨日部屋に蚊がいた。でもこっちにむかってきてさしてきたんじゃないから つぶせなかった。 ほんとに、その線引がむずかしい。

これからどうなってくんだろう、いつかふとお肉がたべたくなってまた食べられるようになるんだろうか。
グミも好きだったのに、ゼラチンは豚や牛からできてるから vegan用のグミをかってたべる。歯ごたえがぜんぜんちがう。ふつうのグミの方の歯ごたえが好きだ。でもまあ 食べなくても生きていけるかな。とも思う。

とにかくビタミンBはとったほうがよさそうなので サプリ導入をかんがえないとな。
植物からはほとんどとれないらしいので。

ちなみに犬には生肉をあげてる。前にもちらっとかいたけど、この犬を保護してきたひとが生肉をあたえていて(犬用につくられたやつ)果物や、内蔵や骨や、野菜などがまざってるやつ。それをネットで買って冷凍しておいて 解凍したやつをあげてます。犬は本来肉食だからそっちのほうがいいよという考えらしいのですが。本当はそれを一日一食でいいらしいんだけど、夜は、おなかすくかなと 乾いた普通のフードも少しあげてます。

そして最近友人がその生肉をあたえてるとこをみて(それはその友人のほかの友人がそのひとの犬にあたえてるところをみて)きもちわるくて 肉をたべなくなったらしいです。笑 いろんなひとがいるや。
ああ、だから わたしもべつに線なんかひかないで 自分の好きにすりゃいいのか。
いろんなひとのなかの一人として。

そうおもったら あ、ちょっとらくになった。










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